クリスタニアRPGリプレイ「封印伝説クリスタニア」 [リプレイ小説]

何か、前回勢いで書いたら本の内容を一切解説していない事に気づき大いに反省...っということで、今回はそれを踏まえた上で、クリスタニアRPGリプレイ「封印伝説クリスタニア」の紹介です。


今までもクリスタニアRPGという名前で幾つものリプレイが発表されていたのですが、今作の連載時に最終調整がなされ、発売っとなっているのでこの作品辺りから、やっと正式にクリスタニアRPGと名乗れる感じでしょうか。

そんな理由があるからなのか、封印伝説の最初はなんとゴブリン退治から!

TRPGスタート時に戦う相手としては、まさに基本!何気に、凝ろうとして読者を混乱させるだけの結果に終わった第一話が多い中、基本に忠実な点は好感が持てます!

そして、物語の一つの柱となるとなる問題とも、この第一話で遭遇します。

それは、この世界(クリスタニア)において、厄災と思われる存在(人物、動物、悪疫、自然災害、凶暴なモンスターetc)を、封印する種族と、それに封印されそうになった一見は10歳程の女の子に見える存在です。

この封印する種族は、厄災と思えるものを、数年~数十年...場合によっては100年1000年単位、その厄災と共に眠り続ける事によって、その存在自体をなかった事にするっという役目を担っています。

10歳の女の子の方は、一度死んだ後、何故か生き返ったっという理由で封印されそうになりますが、PC達の判断により封印はされないまま物語は進みます。


そうして、途中、その封印が何故か解け出したり、その結果、封印されていた筈のデーモンに殺される女性NPCが出たりと紆余曲折を経て、核心へと近づいていくのですが...

ここから、また、水野良お得意のNPCを上手く使って他のコンテンツを宣伝するが炸裂します!

今回、出てくるNPCは「始まりの冒険者」っと呼ばれる、一連のコンテンツ展開(映画、小説、CD等)をしたキャラの一部だったりします。

まあ、そこで、PC側に大きな命題を出すのですが...

・NPCとして出た始まりの冒険者達の仲間の一人が邪悪として封印されているのを助けたい。
・仲間(クリスタニアでは異教とされる神官)は邪悪ではないし、他にも邪悪ではないのに封印されている人たちなども多くいるだろう。
・ただ、仲間だけを助けるのでは根本的な解決にはならないので、全ての封印を解いてしまおうと考えている。
・封印を解いた後は、邪悪なものに対しての退治や再封印に関しては全面的に協力する準備があり。
・ただし、この下準備のために、封印の種族の長老の一人を暗殺している。
・また、PCたちは、途中、その封印を解こうとする行為が原因で死んだ無辜の女性の存在を知っている。

そうした、情報を与えた上で、封印を解くのに賛成か反対かの意見を問います。

結果は、賛成2 賛成より1 反対2 なのですが...

まあ、神(GM)の意見は、封印を解くと決めており...っというのは、まあ、良いのですが、反対した人を非難しなくても良いかと!


個人的な心情的では、封印の解除に賛成なのですが、どちらが完全に正しいっという正論ないですしね

相変わらず、水野GMはPCへの意見の押し付けが大好きなようです!


まあ、そんなこんなで封印は解除され、封印されていた女性の神官も解放。大団円となる訳ですが...

次回作では、開放に反対した二人はPTから追い出され、新たな2名を加えリプレイを続けられています!((((゜Д゜;))))

恐るべしクリスタニアRPG!


そんな、楽しい問題点が色々ありますが、編集がうまいのか読み物としてはそれなりに楽しく、何より初心者向けとしては良く出来ていると思います!

興味のある方は手にとって見てはどうでしょう。いじょー!

初心者度:★★★★☆
面白い度:★★☆☆☆


封印伝説クリスタニア (電撃ゲーム文庫)

封印伝説クリスタニア (電撃ゲーム文庫)

  • 作者: 水野 良
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫



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クリスタニアRPGリプレイ「黄金伝説クリスタニア」 [リプレイ小説]

以前書いた、「蟻帝伝説クリスタニア」の続編となる、クリスタニアRPGリプレイ「黄金伝説クリスタニア」の紹介です。


今回は、前作第一話で死んだPCを主人公とし、その蘇生費用を返済するっという何処かのリプレイとは真逆の方向性なお話しです!

っといっても、主人公と設定しても、その通りにならない...所詮はプレイヤー次第なのもTRPGなら、蘇生費用をっといっても、それに対する確固たる目的やらがあるはずもなく今一盛り上がりに欠けます

第一...クリスタニアは貨幣経済は発達しておらず、地元を守る傭兵団への支払いは農作物などの物納

そんな状況で冒険で一攫千金をあて借金を返すとか...出だしから冒険不成立な香りがプンプンです!


まあ、それでもPC達の前に謎の女性が現れ、黄金峡へと導くと言いつつ色々な試練を与えていくのですが...

うーん...この黄金峡ってどう考えても金、ゴールド...の黄金峡じゃないでしょう...

なんと言うかベタベタですね!


まあ、結局は、個々の強い願いを持った目的を承認するっというクリスタニア特有の神様の神事であり、一銭の儲けにもならなかったのも、そのあまりの青臭さにゲンナリした点も想定内っというところでしょうか。

そして、謎の女性はPC達を導き終わると、その存在自体を記憶から消されるという、GM曰く悲しい存在っという事らしいのですが...プレイヤーにGMの価値観を押し付けるのはどうかと!

実際、リプレイ内でもそれに関しては反発するプレイヤーが出ちゃっています。まあ、私でも反発しますね!( ̄。 ̄)y-~~


個々の掛け合いはそれなりに楽しく、また、同リプレイを元とした小説も出ているのですが、それとは全くの別物だったりしてその辺りを比較する分には読んでみてよいと思います。いじょー

初心者度:★★☆☆☆
面白い度:★☆☆☆☆

RPGリプレイ 黄金伝説クリスタニア (電撃文庫)

RPGリプレイ 黄金伝説クリスタニア (電撃文庫)

  • 作者: 水野 良
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 文庫



タグ:水野 良
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18禁ゲーム 「ブルゲ的脱衣将棋」 [ギャルゲー]

お祭り&バブリーズシリーズの紹介で疲れたので1日空いてしまいました、ごめんなさい。

今回は、18禁ゲーム業界最初で最後(?)の将棋ゲーム「ブルゲ的脱衣将棋」の紹介です。

発売は、2001年2月とかなり古い作品です!

まあ、発想は単純です...世間一般にあった脱衣麻雀からの展開型の一つであり単に麻雀を将棋にしただけ

この手は、花札になったりポーカーになったりしていますしね~ただ、この作品まで流石に将棋っというのは無かったと思いますが!
(囲碁は現在でも無いですが!)

内容自体がそういうものなので、結局、絵がどうなのかっとなってくるのですが...それまでにブルーゲイルから発売されたゲームのヒロインの絵っという形なのでデザインなどは実質10年以上前のもの...流石にキツイです!

そして、18禁ゲームなので本体添えつけ程度の筈の将棋の部分ですが...

非常に強い

この手の麻雀ゲームなどは手配などでイカサマしまくりで強さなんてあってない様な物(パイを配り終わった瞬間相手がツモって勝つとかありましたしね!)なのですが、なにせ将棋!

イカサマのしようがないのですが...そんなのが無くても非常に強く、普通のレベルじゃ絶対勝てません

ただし...思考ルーチンが変わっているのかある奇手(普通はしない変わった手)を使うと思考ルーチンが硬直するのか簡単に勝てちゃったりするのですが...

それを見つけるまでは負けまくりました

あと、これは知らなかったのですが別フォルダにあるファイルを入れ替えることにより強さが調節出来るとか何とか...

説明書なんてこういうのを書かない限り読む筈もなく、今回初めて知りましたよ!


そういう18禁ゲームとしては異常な強さの将棋ゲームですが、興味のある方は一度指してみてはどうでしょう!OS対応はMeまでとなっていますがXPなどでも動きますし!いじょー

 H度 :★☆☆☆☆
面白度:★★☆☆☆(将棋好きなら星3つ)



ブルゲ的脱衣将棋

ブルゲ的脱衣将棋

  • 出版社/メーカー: ブルーゲイル
  • メディア: CD-ROM



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ソード・ワールドRPGリプレイ集(9)「バブリーズ編4 バブリーズ・フォーエバー」 [リプレイ小説]

ソード・ワールドRPGリプレイ第三部もいよいよ最終巻となるバブリーズ編4「バブリーズ・フォーエバー」の紹介です。

色々書いてきましたが、このバブリーズ編は読み本としては名作と言ってよいと思います。なんと言っても、連載当時、凄い人気でしたし!


そのように人気絶頂でしたがレベルが上がりすぎた(この巻で最高8レベルになっています)事もあり、この巻で最終巻となっています。

そして、この巻でついに爵位&城持ちに!

何かD&Dみたいですよ!(D&Dっというゲームでは、高レベルになるとお城を作るキャラが出てきたりして壮絶な額を掛けて作ったりする)

まあ、この当時のGM&プレイヤーはほぼ100%D&Dというゲームをやっていた人たちですしそのまま持ってきたのでしょう!

そして、冒険では前回出ていたNPCを使い倒します!

いやー、使えるNPCを出したら大抵のPCは利用する事を考えるものです!

なので、出すNPCは利用できない立場か、利用する価値がないほど馬鹿かっというのが良いのですけどね!( ̄。 ̄)y-~~

勿論、PCに利用してもらおうと思っているのでしたら、その限りではありませんが!

あと、出し過ぎは、あとで収拾がつかなくなるので、上手い事その辺りを処理する事も大事だったりします!

まあ、物語の方は前回の反省からか、今回はPCとNPCの恋愛系に陰謀を絡めて進み、結果、せっかく貰ったお城を離れ旅に出るっというところで終焉します。

この手の有名キャラは、自分達が遊ぶ時、冒険などと絡められると楽しいのですが、一方でその存在が冒険の幅を狭めてしまうっということもあったりするので、この終わりは正解でしょう!

定住してしまったら冒険者じゃないですしね!


そんなこんなで、過去最高の長さを誇ったリプレイも終了となりました。


最初にも書きましたが、読み物としては名作だと思います!

キャラ立てもしっかりしていましたし、キャラ毎の名語録が出来そうな程面白い発言も多かったりしましたし!

ただ、凄く読んでいて面白い作品なのですが、プレイの指標の一端となればっというGMの思惑と現実とはかけ離れてしまった作品でもあると思います。

このようなプレイは、GMとPC側の信頼関係や、PC同士の信頼、その個々の巧みさがあってこそ成り立つものだと思うのですが...

不特定多数があつまりTRPGを使用っという場(コンベンションっといいます)で、このマネをしようとするプレイヤーが一時急増!

相互の信頼と協力がないまま、独りよがりな事をしようとした挙句、シナリオ崩壊!などという事が多く見られるようになったのです!

勿論、結局は各プレイヤーの気持ち一つであり、1個の作品に負わせるべきものではないのですが、そういう風潮を作ってしまったのも事実だと思います。

ですので、TRPG未経験者にはあまり薦めたくなかったりします!


まあ、そういうようなこともあり、好き嫌いがキッチリ分かれる作品ですが、名作っと言ってよいと思います。

何より、全4巻。各巻に失敗やら問題点が綺麗に散りばめられているのですが、この連載当時、近々発売する完全版ルールだとそれらの失敗やら問題点が解決できると...

ひじょーーーーーーーーに上手く宣伝しています

...やっぱり、どう考えても100万ギルをPC側に渡したのはわざとでしょう!ヽ(`Д´)ノ

色々思うことはある作品ですが、読んだ事が無い方は手にとってみてはどうでしょう!いじょー

初心者度:★★☆☆☆
面白い度:★★★★★




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ソード・ワールドRPGリプレイ集(8)「バブリーズ編3 亡者の村に潜む闇」 [リプレイ小説]

ソード・ワールドRPGバブリーズ編も折り返し地点の第三巻「亡者の村に潜む闇」の紹介です。

この巻は三話構成になっており、その三話目でPTの知恵袋、軍師などと言われるエルフに焦点が当てられますが、まずは、前半二話の紹介から。


今更ながら報酬を与えたくないというGMの思惑とPCへの甘えから報酬を物納。しかも家をあげて一生面倒を見るっという真っ当な冒険者なら受けないような依頼で始まります!

勿論、PCには正義の味方で居て欲しい。いざと言う時は無償でも助けてあげて欲しいっという気持ちは判らないでもないですが、それに甘えるのはどうかと...何気に前巻最終話も無償奉仕...っというか逆にお金を出してりして、二話連続でPCに甘えるのはどうかと思います!

この手を使ってよいのは1キャンペーン1回が限度でしょう!( ̄。 ̄)y-~~

そして、依頼はワイトが出たので何とかしてほしいっというもの...

知らない方の為に説明しますと、ワイトというのはヴァンパイアやゾンビなどアンデッドと呼ばれるモンスターの一種で人を襲って仲間にしていくというやっかいな敵だったりします。

そして、普通の村でそのような敵が出た場合...ご想像の通り村全体がワイトと化していくという...重いシナリオになっています!

そのワイトになった村人(赤子や子供含む)を多く倒していっているうちに、一度撤退した方が良いという結論に達し撤退...結果、冒険は失敗という結果を迎えます。


うーん...TRPGは良く演劇や舞台などと似ていると言われることがあるのですが...

演劇や舞台ではシリアスシーンの10分後は、どんな感情だったかっと聞くと笑っていたっという事が良くあります。

これは、シリアスシーンが長く続くと人の感情のバランスが上手く取れないため、楽しいシーンや悲しいシーンを適度に織り交ぜていく事が大事だという事だそうです。

...で、なぜ、関係のない話しを書いたかと言いますと、TRPGでも同じ事が言えるのですよね~シリアスなシーン、特に重いシーンが続くと大抵人は判断を間違えますし、そもそも楽しくない

GMも重すぎたシナリオに関しては反省しつつも、PC側の失敗のペナルティは受けるべきっと言われていますが...言わせて貰えば一番失敗しているのはGMでしょう

まあ、認めるとも思えませんけどね!

結果、次の話では、前回のフォローシナリオとなっており...そして、問題の第三話です!


このシナリオでは、危ない発言が多いっという後付のような理由から、PCの一人がのろわれた事にされ、その行動を大きく制限されます!

読んでる分にはそれなりに楽しいのですけどね!( ̄ー ̄)

ただ、リプレイとしてはどうなのでしょう?まあ、雑誌掲載記事で商売な訳ですから、そういう意味で納得はされるのでしょうが...

これが、そのような特殊事情がなければプレイヤーが楽しくないだけのGMの独りよがりっというだけのものになると思います!

勿論、危ない発言が多いのはある意味事実なのかもしれませんが(ここも、掲載記事のためのリップサービスともとれますし)、なにより、その行動自体に問題があった事はありません!

こんなのを読んだGMが真似した日には、とんでもない事になる事請け合いです!

あと...NPCは出し過ぎないが良いのですよね...長くなりましたのでその理由は今度にでも書きます!


何だかんだ言いましたが、TRPGリプレイというよりも読み物としては面白い本になっています!読んだ事が無い方は手にとって見てはどうでしょう。いじょー

初心者度:★★☆☆☆
面白い度:★★★★★

亡者の村に潜む闇―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈3〉 (富士見ドラゴンブック)

亡者の村に潜む闇―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈3〉 (富士見ドラゴンブック)

  • 作者: 清松 みゆき
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 文庫



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ソード・ワールドRPGリプレイ集(7)「バブリーズ編2 混沌魔術師の挑戦」 [リプレイ小説]

せっかく、長文打ったのに経過時間が長すぎるとかで保存できず...(;´д⊂)

凄いショックを引きずったまま、再度記入ソード・ワールドRPGリプレイ集第三部バブリーズ編2「混沌魔術師の挑戦」の紹介です...


まずは、本自体なのですが、前巻と比較してページ数が30%程減っています

それに対し、値段は17%ほどダウン...ページ数の単価が上がったのは、内容がそれだけ面白くなったと信じましょう...

相変わらず、アレクラスト大陸の地図は載っていませんが!


内容は、PCの中の一人を中心として物語は進むシナリオが中心で、合間に普通の冒険っという感じです!

で...GMも認めていますがNPCを絡ませた恋愛話しを進めて今一な結果に!

まあ、初級~中級のGMが良くやるのですよね...NPCの裏設定まで決めて、そこを理解してもらおうと思って失敗する!

ぶっちゃけNPCへの反応は、第一印象とその後の見える部分の行動のみで判断されるので、そういう裏事情があっても一切無視されるのが落ちなのですが!

GM経験者は一度はやる失敗じゃないかと思います!


そして、バブリーズの根源となったシナリオです!

前回の冒険の謝礼ということで、今回のシナリオでキーアイテムとなりそうな魔法のアイテムを2個渡すのですが...1個100万ギル

買取値段はその半額という事で、2個の値段100万ギルをPC側が得る事になります!


ただ、これ...わざと渡したんじゃ...

勿論、GMを買いかぶりとか色んな意見があると思いますが、私の独断と偏見な意見で言いますと

①元々、現在冒険しているオランという町にはPCの家族2組が住んでいる事が判っている。

②その状態で、詳しく調べないと知る事が出来ない、第一話で関わっただけのNPCの少女が攫われ、その要求が来て関わる事になる。
ちなみに、親は親馬鹿でお金は幾らでも出すというタイプ。

③そして、今回のアイテムはこれをクリアする為にGMが出したお助けアイテムで、これをこの誘拐事件を解決する為に相手の親に売る事は、ここまでのPC側の動きから容易に想像できる。

っとなると、例えアイテムを決めた段階で値段を見ていなかったとしても、ここで調べると思うのですよね~


そうやって、本を読み返していくと...

このGMミスが多い

っというかミスだらけ!!

曲がりなりにも雑誌に掲載する記事ですし、わざと、これらの件をミスとして進めているんじゃっと!

そしてそれを上手く利用しているんじゃないかと思うので...

もし、これが偶然なら、そんなに上手くないGMっということでしょうが...狙っているのなら凄いGMだと思います!

まあ、聞いても教えてくれる訳ないので想像するしかないのですけどね!


そんなこんなで、色々想像できる本巻ですが、前巻四話辺りからプレイヤーが立ってきて、且つ、一部、プレイヤーの性格が出ちゃっているPCが人気を博し、読み本としては面白い1冊になっていると思います。

今まで読んだ事がない方がいましたら読んで見てはどうでしょう。いじょー

初心者度:★★★☆☆
面白い度:★★★★☆

混沌魔術師の挑戦―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈2〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

混沌魔術師の挑戦―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈2〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

  • 作者: 清松 みゆき
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 文庫



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ソード・ワールドRPGリプレイ集(6)「バブリーズ編1 2万ガメルを取り返せ!」 [リプレイ小説]

前回の第二部失敗を受けて始まったソード・ワールドRPGリプレイ集第三部「2万ガメルを取り返せ!」、通称バブリーズ編の紹介です。

こちらも、バブリーズ編とかつけられていますが、スチャラカ編と同じく連載時は元よりリプレイ発刊時もそのような名称はなく、後付された名前だったりします!

...このシリーズは名作として名高く、読んでいる人も多いから書く事が少ないんですよね!( ̄。 ̄)y-~~


ですので、とりあえず、本の内容の説明から。

今回は、前回の反省を踏まえてなのか、基本に立ち返ったのか、今回はL1(正確にはL1~2)からのスタートなっています。

そして、前回と同じく巻き込まれ方のスタート!

前回は、空から女の子が...っとココだけ聞くとラピュ○みたいですが、今回は、街中でいきなり魔法戦を目撃するところから始まります。

まあ、結局は上手い解決方法がある訳じゃなく、キャラ設定を無視したPC間の馴れ合いで合流を果たしています。

っというか、スタート時に舞台設定と既に冒険者っという設定をPCに押し付けているのですよね~

まあ、こういうのがやりたい、やっているところを見せたい...っというのは判るのですが、合流前から冒険を開始するのならその辺り(既に冒険者というの)は無くして、全員とは言いませんが1~2名は冒険者じゃない人がいても面白かったんじゃないかな~っと思います。

ぶっちゃけ、第二部とココは被っていますしね!


ちなみに、この巻の最大のポイントも第一話にあるのですが...第一話でのPCの死亡

そして、ソードワールドリプレイ誌上初!PCの蘇生!(しかもL2PC)

何気に、今までPCが死んできても蘇生されることなく進んできたリプレイにおいて初めて蘇生魔法が登場したのです!

まあ、心情的には判ります...

PC側が必死に避けようとしていたにも関わらず、マスターが強引に進めさせた結果の死でしたからね~

オラン(アレクラスト大陸最大の都市)という事もあり、許したんだとは思います。

ただ、小説とかを読む限り、そんなに容易くお金を出したとは言え蘇生魔法を掛けてもらえるとは思えませんが!

まあ、小説版の世界とは違うパラレルワールドなのでしょう


ただ、このリプレイの秀逸な点は、各話の後にGMの反省がある点ですね~

これがあるせいで、突込みがなかなか出来ない!

そういう意味でも良いリプレイだと思います。
(特にGMのPCは貧乏な方が楽しめるっと言う意見には同感です!)


まだ、最初の巻っということもあり、まだ面白いっとまでは行きませんが、これからが楽しいリプレイなので、もし読んだ事がない方は手に取ってみてはどうでしょう。いじょー

あ~あと、1個だけ...この巻からアレクラスト大陸の地図を載せるのをやめています。
やった事がない人でも判るよう、その辺は排除しないが良かったんじゃ~っと思いますね!

初心者度:★★★★☆
面白い度:★★★★☆

2万ガメルを取り返せ!―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈1〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

2万ガメルを取り返せ!―ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編〈1〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

  • 作者: 清松 みゆき
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 文庫



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18禁ゲーム 「calling」 [ギャルゲー]

リプレイの評価ばかりが続いたので合間にゲームを挟もうと思い、今は無きニグレド「calling」の紹介です。


まあ、HP自体は残っているのですが、更新が途絶えて5年以上経っていますし潰れたと断言して間違いないと思います。

で、最初に言っちゃいますが、18禁ゲームと書いていますが、これはゲームではありません

自称ゲームと言っているだけのシーン再生ソフトです!

何せ、バグが壮絶すぎて...パッチは一応出ていますがこれじゃ対処しきれていなかったりします!

何故なら、動作環境を見てもらうと判るのですが

動作環境

OS:日本語版Windows98/ME/2000/XP
CPU:Intel Pentium2 300Mhz以上
メモリ:64M以上
HDD:空き容量1ギガ以上
CD=ROMドライブ:4倍速以上
ディスプレイ:640*480ドット以上・HighColor以上
グラフィックカード:DirectX8.1対応
サウンドカード:PCM音源再生が可能な環境
その他:マウス必須

※NEC製PC-9821シリーズでの
本製品の動作は保証しかねます。

このゲーム...MEじゃ絶対起動しなかったりします

上記の動作環境は嘘っぱちなのです!

実は、これを買った当時はMEマシーンを使用していてユーザー葉書を送ると共に、メールで何度かこの件を問い合わせたのですが...

一度目の回答

現在鋭意調査中なのでしばらくお待ちください。

二度目の回答

こちらはMEでの動作を確認できる環境がないので、判りかねます。Σ(゜д゜|||)

三度目の回答

回答以前にメアドを着信拒否に!((((゜Д゜;))))


恐るべきメーカーでした...(-_-メ)

っとゲーム以前のお話しはこれくらいにして...

ゲームは完全露出系です。

この当時は、一方向性に突き詰めたっというのが徐々に増え始めた時期で、これもその波に乗ってっという所でしょうか。

そっち系が好きな方からの前評判は高かったのですが...結果はこの体たらくでした!

辛うじてパッチを当てた上でぜーブデータ置き換えで各シーンだけは視聴可能です。

なので、このソフトの場合は、上記の手段を取ってシーンを見るくらいしか出来ません!故に、ゲームじゃないのです!

まあ、露出シーンはかなりHになっているので露出系ゲームが好きな方でMEマシーン使用じゃない方は(今時居なさそうですが)、手にとって見ても良いかもしれません。いじょー

 H度 :★★★★★
面白度:★☆☆☆☆

Calling

Calling

  • 出版社/メーカー: ニグレド
  • メディア: CD-ROM



タグ:露出系
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クリスタニアRPGリプレイ「蟻帝伝説クリスタニア」 [リプレイ小説]

誌上での発表では第二作目にあたるクリスタニアRPGリプレイ第二部「蟻帝伝説クリスタニア」の紹介です。

まあ、前作は実際はロードス島RPGのルールにキャラシートだけクリスタニアRPGとしただけのもので、PCに一切クリスタニア特有の種族がいないことを考えるとこちらが第一作目と言っても良いのかもしれません。

まあ、このロードス島~クリスタニアTRPGのルールは非常ーに簡単で初心者向けではあり、そういう意味では初心者に良いのでしょうが...

一連のリプレイ集がくだらなくて、リプレイを読んでもらって誘うとかは無理だったのを覚えています!


まあ、リプレイの内容に話しを戻しますと...第一話で自称リーダーが死ぬ以外特段書く事がありません

最後の方で、レジェンド・オブ・クリスタニア(映画化や小説化などマルチ展開をされた)の主人公キャラやその友人たる魔道士などが、物語上は必要なのか出てきたりはします!

...が!まあ、そこは判るのですが、まるで主人公のように一騎打ちを始める二人!

...リプレイを使った宣伝とは...凄い事を考えるものです!((((゜Д゜;))))

まあ、元からPCの印象が薄いっというかないリプレイだったのですが、こういうのが入り、結局、最初から最後まで盛り上がらないままリプレイが終わっちゃっていて、酷評すら出来ない内容になってしまっています!


ちなみに、第一話で死んだPCを中心に次のリプレイ集が出されていますが...どう考えてもリーダーの素質もなければ花もないPCをあえて使いまわす意味が判りません。

何かシナリオにメリハリがなく、単にダラダラ流れていくだけなんですよね~...これ、読んでてこれだけくだらないのに、やってるプレイヤー達は楽しかったのか...この辺だけは興味が沸きます!いじょー

しっかし、この頃になると、本当に駄作リプレイが無駄に量産されていますね!

初心者度:★★☆☆☆
面白い度:★☆☆☆☆

蟻帝伝説クリスタニア―RPGリプレイ (電撃ゲーム文庫)

蟻帝伝説クリスタニア―RPGリプレイ (電撃ゲーム文庫)

  • 作者: 水野 良
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 文庫



タグ:水野 良
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セブン=フォートレス・リプレイ「フォーチューンの海砦(下)」 [リプレイ小説]

以前、酷評した菊池たけし氏が書いたセブン=フォートレス・リプレイ「フォーチューンの海砦(下)」の紹介です。

前回、書けるだけの酷評を書いたので、普通は、フォローの一つも入れるのですが...

うーーーん...入れようがない!( ̄。 ̄)y-~~

このリプレイは元々RPGマガジンっというのに連載されており、その際の記事を読んでいる人と、このリプレイ本のみを読んでいる人では、本当に評価が激変すると思います!

いやー、以前も書きましたが、編集って凄い

あれだけの事件が跡形もなくなっているのですから!


...まあ、ここからは冷静な目線で評価を出来るだけしようと思います!

全体としては、メンバーも入れ替わりそれなりに順調に進んでいきます。

読んでいてルールはサッパリ、メンバー暴走も相変わらず、全体の文章も読みにくい等ありますが、リプレイ本ではなく単なるギャグ小説として読む分には楽しいのではないでしょうか。

何より、色々あったせいか、前作「アルセイルの氷砦」のメンバーの一部がその時のキャラのままプレイヤーとして出てきたりします!

そちらのファンの方も楽しめると思います。


...と、真面目に評価を一応しました!

まあ、人気がなかったから、人気があった前作PCをNPCではなくプレイヤー付きで参加させるあたり、悪名払拭に必死っというか、あざといな~っという感想と共にそこまでするの?っと当時呆れたのを覚えています!

お陰で、メンバーの大半は後半影が薄い薄い!

...ここまでするね! ((((゜Д゜;))))

古本屋さんなりでRPGマガジンを探して来れれば、その差が良く判り、よりリプレイ本の世界の一端が見える、非常にお勉強になるリプレイです!

夏バテでちょっと寝込んでいました!皆さんも夏バテには気をつけましょう!いじょー

初心者度:★☆☆☆☆
面白い度:★★☆☆☆

フォーチューンの海砦(V3 Edition)〈下〉―セブン=フォートレス・リプレイ (富士見ドラゴンブック)

フォーチューンの海砦(V3 Edition)〈下〉―セブン=フォートレス・リプレイ (富士見ドラゴンブック)

  • 作者: 菊池 たけし
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 文庫



タグ:菊池たけし
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