ソード・ワールドRPGリプレイ集(9)「バブリーズ編4 バブリーズ・フォーエバー」 [リプレイ小説]

ソード・ワールドRPGリプレイ第三部もいよいよ最終巻となるバブリーズ編4「バブリーズ・フォーエバー」の紹介です。

色々書いてきましたが、このバブリーズ編は読み本としては名作と言ってよいと思います。なんと言っても、連載当時、凄い人気でしたし!


そのように人気絶頂でしたがレベルが上がりすぎた(この巻で最高8レベルになっています)事もあり、この巻で最終巻となっています。

そして、この巻でついに爵位&城持ちに!

何かD&Dみたいですよ!(D&Dっというゲームでは、高レベルになるとお城を作るキャラが出てきたりして壮絶な額を掛けて作ったりする)

まあ、この当時のGM&プレイヤーはほぼ100%D&Dというゲームをやっていた人たちですしそのまま持ってきたのでしょう!

そして、冒険では前回出ていたNPCを使い倒します!

いやー、使えるNPCを出したら大抵のPCは利用する事を考えるものです!

なので、出すNPCは利用できない立場か、利用する価値がないほど馬鹿かっというのが良いのですけどね!( ̄。 ̄)y-~~

勿論、PCに利用してもらおうと思っているのでしたら、その限りではありませんが!

あと、出し過ぎは、あとで収拾がつかなくなるので、上手い事その辺りを処理する事も大事だったりします!

まあ、物語の方は前回の反省からか、今回はPCとNPCの恋愛系に陰謀を絡めて進み、結果、せっかく貰ったお城を離れ旅に出るっというところで終焉します。

この手の有名キャラは、自分達が遊ぶ時、冒険などと絡められると楽しいのですが、一方でその存在が冒険の幅を狭めてしまうっということもあったりするので、この終わりは正解でしょう!

定住してしまったら冒険者じゃないですしね!


そんなこんなで、過去最高の長さを誇ったリプレイも終了となりました。


最初にも書きましたが、読み物としては名作だと思います!

キャラ立てもしっかりしていましたし、キャラ毎の名語録が出来そうな程面白い発言も多かったりしましたし!

ただ、凄く読んでいて面白い作品なのですが、プレイの指標の一端となればっというGMの思惑と現実とはかけ離れてしまった作品でもあると思います。

このようなプレイは、GMとPC側の信頼関係や、PC同士の信頼、その個々の巧みさがあってこそ成り立つものだと思うのですが...

不特定多数があつまりTRPGを使用っという場(コンベンションっといいます)で、このマネをしようとするプレイヤーが一時急増!

相互の信頼と協力がないまま、独りよがりな事をしようとした挙句、シナリオ崩壊!などという事が多く見られるようになったのです!

勿論、結局は各プレイヤーの気持ち一つであり、1個の作品に負わせるべきものではないのですが、そういう風潮を作ってしまったのも事実だと思います。

ですので、TRPG未経験者にはあまり薦めたくなかったりします!


まあ、そういうようなこともあり、好き嫌いがキッチリ分かれる作品ですが、名作っと言ってよいと思います。

何より、全4巻。各巻に失敗やら問題点が綺麗に散りばめられているのですが、この連載当時、近々発売する完全版ルールだとそれらの失敗やら問題点が解決できると...

ひじょーーーーーーーーに上手く宣伝しています

...やっぱり、どう考えても100万ギルをPC側に渡したのはわざとでしょう!ヽ(`Д´)ノ

色々思うことはある作品ですが、読んだ事が無い方は手にとってみてはどうでしょう!いじょー

初心者度:★★☆☆☆
面白い度:★★★★★




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