央華封神リプレイ1「妖怪どもをぶっとばせ!」 [リプレイ小説]

この当時は珍しい中華系TRPG、央華封神リプレイ1「妖怪どもをぶっとばせ!」の紹介です。

この当時は、サークルや個人、もしくは既存のルールを弄って中華系にしたものを除けば、ほぼ初と言って良い中華系TRPGだったと思います。(うろ覚えですが、その後三国志演義TRPGとかも出ていたような...)

っと、言っても、逆に言えばサークルや個人などでは中華系ルールなどを独自で作ったりして遊んでいる人も多かった。そんな、穴を上手く付いたTRPGがこの央華封神だったりします!

もっとも、仙人や仙術など道教系(?)の職業やら術形体やらを作っている人は多かったのですが仙人のみのTRPGは、その辺を含めても初だったかもしれません!

実際、このTRPGはそこそこ流行りました!

色々なメディア展開もしていたのですが...途中で全て中断して一気に廃れましたが


とりあえずは本の説明から...何気に値段が370ページで740円っと高かったのですよね!

そういう話しはいりませんね...(´・ω・`)


内容は、第一話で退治した相手が、仙人となり仲間となるなど、これまでのTRPGとは方向性の違うリプレイが展開されています。

これは、このTRPGがレベル制ではなくスキル制だからこそなのでしょう!

レベル制だと、初期はどうしても展開が固定されがちですが、スキル制だとその振り方一つで結構変わりますし、第一、レベルによる差ほど、能力の差が出にくいですから!

そういう意味ではルールを上手く理解して(っというかルールの作者ですしね)プレイされていると思います。

そして、第一話と第二話で、それぞれ違う2名つづのPCが出ており、それぞれでキャラ立てをした上で、全員揃っての冒険と展開する点も、キャラ立てとしては成功だと思います。

っとここまで書くと成功したリプレイ本のように聞こえますが(まあ、実際に成功の部類には入りますが!)...このリプレイは読んでいてもルールがさっぱりわかりません!ヽ(`Д´)ノ


雰囲気だけでも知ってほしいっという事なのかも知れませんが...その雰囲気も、実は何気に伝わりにくかったりします!

っというか、舞台が古代中国ですからね...どうしてもファンタジーな中国=三国志的や、チャイナドレスな戦う娘や少林寺的に考えてしまいがちで、古代中国というのはイメージが結びつき辛いです!

単に私がチャイナドレスを好きなだけかも知れませんが!( ̄。 ̄)y-~~


そんな央華封神ですが、初の中華物ですし、何よりスタートなどはこれまでにない展開で一読の価値はあると思います!興味のある方は手にとってみてはどうでしょう!いじょー!


妖怪どもをぶっとばせ!―央華封神リプレイ〈1〉 (電撃ゲーム文庫)

妖怪どもをぶっとばせ!―央華封神リプレイ〈1〉 (電撃ゲーム文庫)

  • 作者: 友野 詳
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 文庫



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